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2009年9月24日 (木)

会津の言い分 その4 旅の続き

蒲生レオ氏郷 のお墓参りをすませたら、いよいよ会津の夜です。

会津は非常に飲食店が多い町で有名ですね。東山温泉に泊まったら夕ご飯が付いてしまうので、私はもっぱら商店街のホテルに泊まり、夜は郷土料理の居酒屋に参ります。

会津に限らず、旅先では、そういうところでお店のオヤジさんとか土地の古老方とお話をするのが好きです。東京では、お店の人やましてや他の知らないお客さん達とは極力話をししません。なじょしてかのう。


某居酒屋

会津の郷土料理と地酒を素敵に食べさせてくれます。お席に座ったら、まず‘こづゆ’。会津を代表する汁物です。どんなものなのかは、会津へ行ってからの楽しみがなぐなるので言いませぬ。

‘こづゆ’は、‘こづゆ椀’というそれ専用の小鉢でいただきます。これは、当然、会津塗でなければならぬそうです。

自家製塩豆腐、地の馬刺し、地の野菜、地鶏、etc.etc. と、地酒を呑みながらいただきます。地だらけです。ちなみに、こちらの大将は、「会津古城研究会」の方よ。


会津にはこういう居酒屋さんや料理屋さんがたくさんあります。


そして上がりは・・・、ここで食べてはなりませぬ。お店の方ごめんなんしょ。上がりは、次の店へ。それは、夜遅くまでやっているお蕎麦屋さんです。


 吉兵衛さんです。居酒屋に近いです。

こちらのお店が、先にお話した、壁一面、ボロボロ鶴ヶ城の写真の店です。会津のお蕎麦で有名な山都に本店があります。こちらのお蕎麦も美味しい。

 もう一件、歩いていけるとこに遅くまでやっているお蕎麦屋さんがあります。

名前忘れてしまいました。大町通りと七日町通りの四つ角そば、鈴木屋利兵衛の近くです。ちょっと太めですが、こちらも美味しい。


 藩校「日新館」

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市内からちょっとあります。タクシーで15分位いくかな。バスは本数がほとんどありません。

私は、江戸時代の藩校の、あの、ピキッとした雰囲気が大好きです。現在でも、お稽古とかセミナーとかアカデミックなことに使われている藩校が好きです。わが祖先も、荘内藩の藩校「致道館」に通っていたんだろうなと思うと、羨ましいぞ!ご先祖様。

日新館は、家老の屋敷と同じくお城にありました。同じく、戊辰戦争で焼けてしまい、今、郊外に復元されています。それはそれは、りっぱでございます。

郊外にある上、高台なので、現代の建物が視界にはいりません。当時はこうだったのでしょうね。広いし、空気は引き締まっていて、会津盆地の眺めが美しい。

白虎隊の隊士達が、モデルになって、当時の授業風景が再現されています。

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~当時ではめずらしいプールもあります。つまり、水練場。~


 ザ・鶴ヶ城

まあ、半日どっぷり遊んでくだされ。天守閣だけでなく、敷地全部。ぐるりと、あちこち。五百年分の見どころ満載であります。


ひとつだけ。
戊辰戦争が終わって明治の世。鶴ヶ城は、明治政府から売りにだされました。驚くなかれ。けっこう多いんですよ、各地でこういうお城。いろんな団体に払い下げられています。

鶴ヶ城は、遠藤さんという実業家が買い取り、松平家に譲りました。(松平家がその後、市に寄贈しました。)

遠藤さんは、旧会津藩士でした。落城の時、負傷して捕らえられ、その後ご赦免になった人でした。遠藤さんは思ったそうです。「城跡には、戊辰戦争で亡くなった幾千もの魂が残っている。保存して千古の記念とすべきである」と。

ここにも、会津魂がでてきました。お城に遠藤さんの会津魂を称える「頌徳の碑」が建っています。嗚呼・・・。


絵ろうそくまつり」の時の、夜、ライトアップされた、降る雪にけぶる幻想的な鶴ヶ城の写真を撮ったのに・・。どこへいっちゃったんだろう。吹雪の中、駅にはいってくる磐越線のSLの写真も、まさに健さんだったのに・・。悔やんでも悔やみきれない・・。嗚呼。

会津は、嗚呼 ばかりなりけり。お城にあった、どなたかの碑文の最後にも、嗚呼・・ってあったし、鶴ヶ城を歌った‘荒城の月’の歌詞にも、嗚呼・・がありますねえ。

「絵ろうそくまつり」へも是非に行かれてみてくなんしょ。


蕎麦 かみしろや

お城の近くなら、ここが好き。でも、並ぶのは確実です。

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七日町通りにある、鶴乃江酒造の「会津中将」というお酒です。創業二百年。会津藩御用達頭取を勤められた造酒屋さんです。

「中将」とは、会津藩の藩主の官位ですね。藩主の中でも、この「中将」は、松平さんの前の藩主、保科公にちなんだネーミングだそうです。

こちらも、イケテルお酒です。本年度も金賞受賞だそうです!


 七日町通りは、藩政時代から続く街道です。ぶらぶら歩くと楽しい。

散策マップがたくさんでています。鶴乃江酒造さんもこの通りにあります。


 そのほか、街中には、末廣酒造(カフェの吟醸ケーキが美味しいのだ。)、宮泉酒造など、見学や一服ができる造り酒屋さんがあります。

造り酒屋めぐり、「飲み歩きほろ酔いツアー」も楽しいかも。「泥酔ツアー」になってはなりませぬ。


上杉時代の旧跡もありますよ。神指城とか鴫山城とかとかとか。

これは、私の越相同盟の盟友、我が師匠のブログにお譲りするとして、ちょっと、一泊二日じゃ足りないですねえ。あいすまぬ。


さてっと、次は、どの旅のお話しをしましょうや。米沢?これも我が盟友におまかせして(というか、とてもかなわないです。師匠殿。)。

近江?いや、能登半島「輪島の言い分」にしましょうか。カテゴリー 漆 の方も途中ですしね。あ、その前に小田原です。


ほな。。

コメント欄をもうけさせていただきました。公開はいたしませぬので、ご感想なりいただければ嬉しいです。いただいたコメントにはお返事させていただいております。

画像は全てマリコ・ポーロが撮影したものです。

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