伊勢新九郎さん in 駿河の巻
元祖 義 ~中編なり~ 興国寺城
沼津のちょっと先の原駅からバス約10分、タクシー7-8分
(2012.1 加筆
どうやら、興国寺城が宗瑞さんにとって初めての城ではなさそうです。黒田基樹氏が書いてらっしゃる。それをお含みおきの上、以下をご覧ください→http://maricopolo.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-10e3.html)
~興国寺城の大大大 堀切~
伊勢新九郎さんが始めて城主となったお城です。今川家の甥っ子からいただきました(借りました?)。もちろん新九郎さんがいろいろ検討し、「ここがいい」と申し出たのだと思います。
ここに立つことができてなんと嬉しいこと。膝が振るえる。春日山城に初めて立った時と同じ。
しかし!です。この興国寺城は、新九郎さんの後には今川の歴代城主が、江戸時代には徳川の家臣の城だったから、彼らの手がずいぶんとはいっていて、縄張り的には新九郎さんの頃とはかなり違っているはずです。。
でも、いいでしょう。この土を踏んで、この空を仰ぎ、あの海を見たのか・・・と感じる事が、旅をする人にとっては楽しいでしょ。やれ、縄張りがどーだ、とか、やれ、防御体制があーだ、とか、あんまり興味ないですよね。わらわはけっこう興味あるだすが。
新九郎さんは領民には人気があったようですよ。京の都で見てきたことが反面教師になったのかしら。
たまげたのは堀切。私は、空堀フェチなのでいろいろな堀切を見たり、よじ登ったり、滑り降りたりしていますが、ここには度肝を抜かれました。それも、遊歩道を登っていって突然現れたからよけい。
上の写真の、真ん中あたりに白く‘テンッ’とあるのが人です。あんまり言うと、これから行く方に先入観を与えちゃうかな。えー、まあ、そんなでもないですよ。私、オーバーだから。。
♪駿河の国のぉ~茶の香りぃ~。城跡の一部は茶畑になっています。ここも城跡の中を東海道新幹線が通り、現代の堀切となっています。
新幹線で沼津あたりを通過する時、みなの者っ!そこは、興国寺城だぞっ! おまけ
なんといっても「沼津港市場」。
あとは・・・すっごく美味しかったのに、写真まで撮ったのに・・お店の名前を忘れちまった。駅から徒歩5分くらいで、国道一号に面してて。沼津の地魚や静岡のいろんな地酒を飲んだ。居酒屋だけど、席間がゆったりしていて静かだし、盛り付けもシャレてた。写真は、釜揚げ桜えびとアジのタタキ。ま、探してちょ。旅はお店をウロチョロ探すのも楽しい。
コメント欄をもうけさせていただきました。公開はいたしませぬので、ご感想なりいただければ嬉しいです。
画像は全てマリコ・ポーロが撮影したものです。画像と記事の持ち出しは平にご容赦願います。
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