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2010年5月31日 (月)

「戦国の城と馬」 馬の博物館(2010年)

横浜の根岸にある「馬の博物館」へ行ってきました。6日まで、「戦国の城と馬」という企画展が開催されています。


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「馬の博物館」は、元は居留外国人のために、幕末に出来た競馬場です。ちょうど今の大河ドラマの頃ですね。

洋式競馬が世界大戦まで行われ、戦後は米軍のものになり、今はJRA(中央競馬会)が運営しています。正式名称は「根岸競馬記念公苑」。普段は、「馬」の歴史などの様々な馬にかかわる展示がされていて、もちろんお馬さんもいて人参タイムや乗馬体験なんかが出来ます。隣は森林公園になっています。


根岸といえば、私達なんぞは、ユーミンの「海を見ていた午後」がすぐ浮かんでしまう。♪ソーダ水の中を貨物船が通る、アレですよ。当時はこのドルフィンによく来たなぁ~。懐かしい。今は全然変わっちゃったわね。


その根岸でもついに戦国物かと思っていったら、とんでもない!かなりな充実ぶりです!しかも、さすが神奈川県。ほとんどが後北条関連のものでした。「後北条の城と馬」というタイトルでもいいんじゃないかしらと思うくらいです。


入るなり、いきなり、わが殿・北条氏照どののことを、古河公方(足利義氏)が梁田殿に伝えたお手紙。

なんでも、義氏が梁田殿からもらった馬が、性格も良く乗り心地も良いとてもいい馬だったので、義氏は・・・
「氏照どのにあげたら、とっても喜んでくれて、秘蔵する!と申しておる。お返しに、照どの御自ら調合された香をもろうたぞ。」


義氏には氏照どのの妹が嫁いでいるので、義兄弟ですね。また、氏照どのは、古河公方の後見(天正頃)でもあります。しかも、その姫(氏照どのの姪)は、次の古河公方になるのです。

氏照どの自ら調合したお香か~。いいな~。わらわも欲しい~。


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~写真を撮ってよかったのでしょうか?誰もいらっしゃらなくて聞く人がいない。文書類は写真撮っておりません。~


他にも、氏邦・氏光達の文書も何点か展示されていました。後北条だけではなく、秀吉・信長・信玄関連の展示品ももれなくあり。騎西城・忍城・葛西城の発掘(馬関係の)展示もあって、騎西城なんてよく知らなかったので面白うござりました。


発掘出土品も、馬の骨をはじめ「戦国時代の馬」関連のものばかり。石仏も馬頭観音、と徹底してました。馬の博物館ですから当たり前ですが。大将が乗る馬、献上される馬、荷駄馬。日本人がいかに馬を大切にしてきたかが良くわかって興味深い企画展でした。

しかも、200円なり。丸一日いられそう。

ほな。


コメント欄をもうけさせていただきました。公開はいたしませぬので、ご感想なりいただければ嬉しいです。画像は全てマリコ・ポーロが撮影したものです。画像と記事の持ち出しは平にご容赦願います。

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