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2011年2月25日 (金)

上杉景虎と御館の乱、本2冊

どちらも新刊です。なぜ、今、上杉景虎と御館の乱なのか?

われらが殿、八王子城城主・北条氏照の浄福寺城で氏照どの→戦国時代の姫君達→景虎さんを思った記事をアップしたと同時くらいに、この2冊の本のことを知りました。(こういう偶然はよくありますよね。なんなんでしょうねえ。)

二著共、景虎さんを軸にしてはいますが、御館の乱前後の上杉・北条・武田を中心にした関東の情勢と、御館の乱の戦国史における重要性を考察しています。

002 ~鮫ヶ尾城のカタクリ(数年前の春)~

▲ 一冊は、
今福匡著
「上杉景虎-謙信後継を狙った反主流派の盟主」
宮帯出版社

それぞれの考察に関連文書が添えられているところがとっても参考になります。以前、拙ブログの「由井の源三」の記事であげた、わらわが読めなかった永禄11年に本庄が氏照どのに出した手紙の内容も、その周辺の情勢もこの本で判明しました。スッキリしましたよ。

古文書ブログRek-探の高村さんが紹介されていたのですが、古文書引用といっても小難しい研究書ではありません。しかし、ひとつひとつ細かく疑問を投げかけ、検証しているので、もちろん全てに同感とういうわけではありませんが、とても読み応えがありました。


▲ もう一冊は、
伊東潤・乃至政彦共著
「関東戦国と御館の乱-上杉景虎・敗北の歴史的意味とは?」
洋泉社歴史新書

伊東さんですが小説ではありません。やはり考察本です。伊東さんが前半の武田を含む東国の情勢と「北条時代の景虎」を受け持ち、乃至氏が後半の越後の情勢と「上杉時代の景虎」・御館の乱を書いています。乃至(ないし)氏は、在野の上杉研究の方だそうです。

Photo ~御館跡~

大河「天地人」の前年、私は御館へ初めて行きました。御館の乱のことは一応知ってはいましたが、春日山城へは何度か行っていたのに御館へは寄ったことがありませんでした。前にも書きましたが、翌年の大河の宣伝はあちこちで始まっていたにもかかわらず、駅の人もタクシーの運転手さんも町の人も御館の場所を知りませんでした。駅から車ですぐなのに。

よろしければ両方読み比べてみてはいかがなり。


▲ 全然話は違いますが・・

明日(26日土曜日)のドラマ 「遺恨あり」 楽しみではありませんか。日本最後の仇討ちですか(最後は村上兄弟かと思っておった。高野山でその話を聞いたので)。番組宣伝に「葛藤する男達」とありましたので、葛藤物ときたらそれを見なきゃマリコ・ポーロがすたる。

ちなみに、主人公の臼井六郎のお墓は東京にもありました。以前の拙ブログ「江戸時代の北条家、菩提寺」でご紹介した広尾の祥雲寺です。祥雲寺は黒田家とその支藩・秋月家などの菩提寺でもあります。お参りできます。
http://maricopolo.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-72d6.html


ほな。。

コメント欄をもうけさせていただきました。公開はいたしませぬので、ご感想なりいただければ嬉しいです。

画像は全てマリコ・ポーロが撮影したものです。

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