« ゲゲゲの城「深大寺城」と「牟礼砦」 | トップページ | 「JIN -仁-」見終わって・・・ »

2011年6月24日 (金)

「関東の名城を歩く」 by 吉川弘文館

Image1354

今月、北関東編が出版されましたね。表紙は金山城大手虎口(写真は中のページ)。

メインで執筆されているのは、峰岸純夫先生と齋藤慎一先生。

他にも、皆さんよくご存知の、中世城郭研究ではお馴染みの方達が北関東・南関東 128 の城をそれぞれ担当され、独自の視点から考察を加えた案内文を書かれてらっしゃいます。

お歴々方を集め、ひとつのコンセプトの元にひとつの統一テーマの本を仕上げる。諸先生方は、たぶん、立場も考え方も、やり方も違うとは思いますが、歴史や中世城郭に対する 思いの熱さ は同じ がゆえに、こういう本が完成したのでしょうねえ。吉川弘文館さんだから出来たことでもあると思います。(と、私なんぞが言うのも恐縮過ぎるのですが。)


最初、この本を出すことにたいする趣旨を聞いた時、失礼ながら、「吉川弘文館さんも随分と軽い本を出すようになったな~。時代だね~」と思ってしまいました。ところが、なんの。出来上がってみれば、そこは吉川弘文館。きちんとした城郭本でした。写真や縄張図も豊富で、しかも、近年の発掘調査や第一級史料を元に書かれています。


城郭に詳しい方々はそうは感じないでしょうが、私のような城跡初心者にはやはり難しい内容だと思います。その分、初心者にとってはとても勉強になる本であり、常に脇に置いて、どれだけその内容が分かるようになるかによって、自分の城郭知識の成長を図る定規になりそうな本だとも思いました。

それに、城跡、特に私達が行くような整備復元されてない中世の城跡って、案内板や説明板がないところが多いんですよ。そういう時、こちらの本を事前に読んでおいたり携帯しておれば(A5判)、鬼に金棒(言い回しが古くてよ)。


歴史学や考古学は日々進歩していますので、いずれは、この本に書かれていることも古くはなるでしょうねえ。それが、また面白いですよね。きりがないです

まことに名状しがたい名城が名状されている・・・ので、行きたいところが益々増えてしまいました。北関東編は知らない城跡から読んでおります。

我らが八王子城や浄福寺の「南関東編」は7月25日発売。


では。

コメント欄をもうけております。公開させていただいてはおりませぬが、ご感想なりいただければ嬉しいです。

画像は全てマリコ・ポーロが撮影したものです。

にほんブログ村 歴史ブログへ
にほんブログ村

|

« ゲゲゲの城「深大寺城」と「牟礼砦」 | トップページ | 「JIN -仁-」見終わって・・・ »

05.その他ゆかりの地」カテゴリの記事

03.氏照と八王子城以外の北条」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「関東の名城を歩く」 by 吉川弘文館:

« ゲゲゲの城「深大寺城」と「牟礼砦」 | トップページ | 「JIN -仁-」見終わって・・・ »