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2011年10月16日 (日)

第50回 「寄居北條まつり」 プチ報告

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▲ 荒川に面した玉淀の河原で、天正18年の攻防戦が繰り広げられた。対岸の鉢形城にも三つ鱗の陣幕が張られる。ケムケムは大筒(おおづつ)の煙。敵方の真田隊の六連銭が見える。▲


またもや灼熱地獄の戦国祭りは、我らが殿・北条氏照どのの弟くん・氏邦殿の城「鉢形城」です。氏邦殿やおまつりのことは、当ブログでもずっとご紹介してまいりましたので、今宵は、「寄居北條まつり today」 という感じで速報を。

昨日の前夜祭は、城内(三の曲輪)で篝火が焚かれ、琵琶が奏でられる中、合戦前夜の城内の様子が再現されたそうです。やはり夜のイベントは幻想的で素敵だったらしいですよ。

行きたかったですね。中世の夜の城に入れる機会はなかなかありません。いえ、入ろうと思えば全然入れますけど、普段はアヤカシが、ね・・・。

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▲ こちら岸にも向こう岸にも、大筒(おおづつ)が幾門も据えられる。 ▲


そして一夜が明け、今日はいよいよ決戦!

今日一番印象に残ったのが、寄居町長の強烈な熱い熱い長い長いご挨拶でした。物凄い気合いでしたよ。声も裏返って、血管切れるのではないかと心配しちゃいました。

でもいいんですよ、これで。戦国まつりの冒頭の挨拶はこれぐらいの勢いでいかないと、出演者や見物客のテンションが上がらないですものね。聴衆から、合いの手も入っていました。

後北条の施政理念や歴史、そして朗々と、そう、朗々と、兄上達・北条氏政と氏照の辞世の句(といわれているもの)をうたい上げられたあと、

「今日、ここで、四百年の時を越え、お二人(氏邦&大福御前)の心を受けとめていただければ幸いです・・・」
と。

はい。受けとめましたよ、町長。しっかりと。


続く議員さん達のご挨拶も、
「四百年前は負けましたが、今日は勝たねばなりません!」 と。お歴々の皆さんもパッション熱く、どこかと全然違いました・・・ごにょごにょ。

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▲ 武者隊の市内パレードで、しばし、小田原馬廻り衆の後をついて歩く。要所要所で勝どきやパフォーマンスが行われる。▲


今日の援軍は、本城小田原からの小田原提灯踊り保存会・北條手作り甲冑隊・小田原城馬廻り衆。そして箕輪城手作り甲冑隊。

広場では、 「北條食の陣」 と銘打って各地の北条ゆかりの土地から「ご当地B級グルメ」が集結。

われらが八王子からは、「炭火焼 三福だんご」 ← 知らなかった・・・。
小田原からは、「小田原おでん」 ← 灼熱地獄なのに売れてたわ。
そして、同じく小田原の 「片浦サイダー」 ← これ一回飲んでみたかったのに、灼熱地獄のため売り切れ!

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▲ 攻防戦は、鉢形衆 vs 前田・上杉・真田の連合軍。421年前、確かに、ここでこういうことがあったのよねえ。▲


差配の方が面白い。
「痛くない、痛くない」
「もう少し真面目にやれぃ」
「だめだ、退いちゃ、前、まえ」
「大筒隊、弾残すなー」
「日本人、頑張れ(外国の方の武将と一騎打ちだったシーン)」
日本人が負けちゃって
「あーあ、ブツブツブツ・・・」

米沢上杉まつりも、三増の鉄砲隊の隊長もそうですが、こういう方達の洒脱で、ちょっとボヤキが入った、こなれたMCは合戦祭りに不可欠ですねえ。


大将同士の一騎打ちのあと、菩提寺・正龍寺の住職と共に連合軍に降る 氏邦殿。現代の正龍寺のご住職も、戦国時代の正龍寺の住職にレイヤー(コスプレーヤー?)扮装をしてらっしゃいました!

残された大福御前は、城を死守した城兵達を弔い舞を披露。琵琶の演奏は「寄居北條物語」。おしまい。となるのです。

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▲ 三々五々、おうちに帰る武将達。
現代に慣れてないのか車に轢かれそうになる武将や、現代に慣れた、信号待ちする武将や携帯で誰かと連絡をとる武将、などなど、街には武将がたくさん。▲


しかし、羨ましいのう。わが城 八王子城でもやりたいのう。籠城戦パフォーマンス。

中の曲輪まで追いつめられた最後の最後、もうアカンと思った時、小田原にいて来るはずのない我らが殿・氏照どのが現れる!決めのセリフは、

「待たせたなっ」

いや、これは、某新選組ドラマの土方さんのセリフだった。でも、想像してみて。ワクワクしませんか?


数日したら、You Tubeで、おまつりの様子がたくさんアップされるでしょう。ちゃんと知りたい方はそちらをどうぞ。

では。

コメント欄をもうけております。公開させていただいてはおりませぬが、ご感想なりいただければ嬉しいです。

画像は全てマリコ・ポーロが撮影したものです。

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