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2015年8月26日 (水)

講演「土方歳三の宮古湾海戦」

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さて!気を取り直し・・・

 

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~創建は約1100年前。関東三大不動「高幡不動尊金剛寺」。背後の山は、戦国時代には高幡城という城だった。~


過日、「新選組を語る会」のチャリティー講演会を拝聴してまいりました。

中学生の頃に司馬遼太郎の「燃えよ剣」を読んで新選組に異常にハマり、これは小説、本当の事が知りたいと本を乱読。二十歳(はたち)前後の頃は京都の幕末維新の史跡を巡り歩き、燃えに萌えたものですが、以来トント遠ざかっておりました。

それが数年前に「土方歳三最後の一日」を観て復活!(大河「新選組」は観ていない。)しかし、新選組研究は進化し、以前知ったことなどはすでに時代遅れの知識となってしまいました。


土方歳三は、多摩ゆかりの我らが北条氏照の生まれ変わりでもあることだし、それで、ここのところチョロチョロと新選組関係の集いにお邪魔している次第。

復活して初めて分かったこともあります。それはどうやら私は新選組が好きなのではなく、土方歳三が好きだということ。それに気づくと、土方さんが近藤さんと離れてからの一年が詳しく知りたくなりました。


そんな出直し土方さんファンの私にとって、この日の土方愛さんによる「宮古湾海戦」「アボルタージュ作戦」の講演はすこぶる面白いものでした。


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~愛さん作成の講演資料~


さて、講演のこと。
土方愛さんは歳三さんのお兄さんのご子孫でらっしゃいますが、その愛さんが、実際に船で函館海軍が宮古湾に侵入したルートを「回天」と同じ速度でたどり、「甲鉄」や「戊辰」の可視ポイントを確認したお話しには臨場感と緊迫感にあふれ、説得力がありました。

時速12ノットは体感的にも非常に遅い。湾内進むことたった14分ぐらいとはいえ、攻めてゆく身にとってはジリジリと気持ちは逸るばかり。「甲鉄」が見えた時は、さぞや気持ちが高ぶったことだろうと。


皆さんご存じの通り、「甲鉄」へうまく平行接舷できなかった「回天」。ためらう兵士達に、ここからが出番だった陸軍奉行並の我らが北条氏照は叫ぶ…ちゃうちゃう、我らが土方さんは声を張り上げる。

死ぬのはここだ!飛び込めっ!


「もうっ、こんなことばっかり言ってますよねぇ~、この人」 と、愛さん。満場、苦笑。

「甲鉄」に飛び降りたうちで生還したのは2人。故障し羅賀にいた「アシュロット」は盛岡で投降。「回天」は、暴風雨のため鮫(八戸)に待機していた「蟠龍」を拾って函館へ帰陣。アボルタージュ作戦は失敗した。


愛さんはおっしゃいます。「旧幕軍は天候に恵まれないことが多い。」

そして、最後にこうもおっしゃっる。「でも、戦を投げてはいない。よく言われることですが、歳三さんは死に場所を求めて蝦夷へ向かったと。しかし、そうではない。彼らには志があったのだと思う」。


9月に宮古で開かれる今年の「新選組サミット」では、船で函館軍のルートを体感するツアーを、11月には、土方さんが宇都宮から会津へ向かったルートを辿る(バスと歩きで)ツアーを行うそう。→「土方歳三資料館日記」http://ameblo.jp/hogyoku/

新選組や蝦夷共和国マニアには、たまらんですね。


チト本題から外れますが…

 

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~素晴らしいツーショット。こうして並べると、八王子城に土方さんがいるみたいでしょ。あ!土方さんの後ろに三つの鱗が!違うって。~


私は幕末維新の歴史も好きですが、その頃のことは今に繋がることが現実味をもって多々あり、イデオロギーにも関わってくるので、不特定多数の方達が読んでくださるブログにはあまり書かないようにしています。

また、ついこの間のことだから、あの人があそこでどうしたとか、この人がそこでこう言ったとか、あの人はこの人に惚れていたとか、妾は誰だとか細かいエピソードがかなり伝わっているでしょ。


四百年も前の戦国北条などを追いかけているとさして感じないけれど、たかだか百年前ぐらいの歴史上の人物のことを見聞きしていると、なんだか個人情報に凄く踏み込んでいる感じがしてしまって恐縮。そこにご子孫がいらしたりすると、ましてをや

そんなこと考えるのは、私だけ?


講演会の会場は、土方家の愛さんのほか、近藤さんの宮川家、井上源さん家、佐藤彦五郎家、榎本武揚家、海軍奉行の荒井家もいらっしゃり、ご子孫だらけ。基調講演は、先日も片岡愛之助の「歴史捜査」に出演されていた新選組研究の伊東成郎氏。

この日の拝聴者の8割は若い女子。いつもの、8割がオジの戦国系講演会とまったく雰囲気が違い、とても面白かったけど、ワテったら物凄いアウェイ感でした~。


「土方歳三は北条氏照の生まれ変わりである」
http://maricopolo.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/in-012e.html
「北条氏照と土方歳三の国府台城」
http://maricopolo.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/post-b174.html
「新選組と北条氏照の 日野」
http://maricopolo.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-2625.html
北条家ホームドクター田村先生の、日野「安養寺」
http://maricopolo.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/post-6642.html
「未完の多摩共和国~新選組と民権の郷」
http://maricopolo.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-be7c.html


ほな。

コメント欄をもうけております。公開させていただいてはおりませぬがご感想なりいただければ嬉しいです。画像は、マリコ・ポーロが撮影したものです。

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