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2016年7月 9日 (土)

7-8月の気になる後北条関係の企画展~伊東マンショと湖北の観音(2016)

小田原北条関係ではありませんが、10(日)で会期が終わってしまうので、まずは、こちらから。

間に合うかっ!


wine 特別公開「新発見!天正遣欧少年使節 伊東マンショの肖像」

ところ: 東京国立博物館
会 期: 7月10日(日)まで

八王子衆から教えていただいていたのですが、北条氏政のイメージ回復にとらわれ過ぎていてコロッと忘れておりました。以前、支倉常長の肖像が公開された時に一緒に行った400年来の友と観に行ってまいりました。


大友宗麟(宗麟は関係していないとの説あり)、大村純忠、有馬晴信ら九州のキリシタン大名がローマへ派遣させた少年たちのうちのひとり伊東マンショ。マンショくんの生い立ちや、この絵が辿ったストーリーも詳しく説明され、大変興味深かったです。

ティントレット工房なんですね!知りませんでした。平成26年に発見確認されたそうです。世界初公開とのこと。


少年使節団が送られたのは天正10年。支倉常長より10年程も前のこと。武田が滅びたり、本能寺で信長が最後と遂げ、甲斐・信濃の争奪戦が行われていた頃です。九州ではそんなことしてたんですねえ。

西洋画は特に分からないのですが、西洋で描かれたもののなのに、日本の「天正の時代」の雰囲気にどっぷり浸れました~。

トーハクHP→http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1793


flair 東博に入館するのに、飛行機に乗る時のようなセキュリティチェックがありまし た。常設のチケットを買うには並ばなかったのですが、チェックで炎天下けっこう並びました。これから半永久的にこういうことになるのでしょうかねえ・・・

東京オリンピックの時には、東京から避難したいとつくづく思いましたよ。


Img20140323_200136
~支倉常長像が公開された時の東博のパンフレット。常長とマルゴー姫cat。本物は、常長とワンコdogです。~


wine 「観音の里の祈りとくらし展Ⅱ-びわ湖・長浜のホトケたち-」

Img20160708_180840_2
~こんな素敵なクリアファイルをいただきました~


ところ: 東京藝術大学大学美術館本館
会 期: 8月7日(日)まで


近江の国。琵琶湖の北、湖北は「観音の里」とも呼ばれています。

以前に当ブログでもご紹介させていただきましたが、湖北の村々には何百年もの間、村人たちに信仰されてきた百を超える神様(神像)・仏様(仏像)が坐します。

戦の続く戦国時代や明治の廃仏毀釈の嵐が吹き荒れた時には、仏様たちは村人により川に沈められたり土に埋められたりして守られてきました。現代も、廃寺になったり住持が常駐していないお寺の仏様たちは、地元の自治会などによって大切にされています。


水上勉や井上靖や白洲正子が書いた湖北の仏様たちの話にカブレた若い頃は、私も湖北の観音たちを訪ねて歩きました。いや、それぞれがとても交通の便が不自由な場所に点在しているので、歩いたというよりは、バブルの頃だったのでタクシーで大枚はたいて巡りました。

仏様たちは、ボランティアガイドさん達が案内してくださったり、地元の古老が説明してくださったり、あらかじめ役所に電話をしてお当番の方に鍵を開けていただいてからお参りしたりと様々ですが、どの仏様も敬われて・・というよりは愛されていて、皆さん地元の仏様たちを誇りに思ってらっしゃる気持ちが伝わってきました。


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~クリアファイルに入っていたパンフレット~


その仏像のいくつかが、こたびこの江戸の地にはるばるお出ましになられましたので、お参りに行ってきました。私の好きな仏様のひとつ、石道寺の十一面観音もいらしてくださいましたが、あにゃ??昔ご尊顔を拝した時は、唇に紅が残っていたような・・kissmark

しかし、これだけ仏様方が江戸出張中だと、今、夏休みで湖北の観音の里を巡ってみよう!と行かれても皆さんご不在ということですね。ありゃ~。すみませんねえ。


藝大の展示はいつもそうですが、こたびも仏像はケースにも入らず、テグスみたいなものも無く、チビッと抑えのようなものも下方に見えはしますが、地震とか大丈夫なのかなと心配にもなりました。

仏像はもちろん美しいのですが、それぞれの仏像の説明板にある、それぞれのお寺やお堂の写真がまた素敵でした。また行きたくなっちゃうね~。


そうそう、説明板といえば、それは湖北なので、私達に馴染みの南北朝~戦国時代の武将達の名前がたくさん出てきます。

信長とくれば、焼き討ち。秀吉とくれば、再興、再建。焼き討ちは戦国武将は誰でもどこでもやっていますし、次政権はそれを復興しているのですが、こう連続して書かれると、まるで信長が悪い人で秀吉が良い人みたいに思えてきて、なんだか信長がカワイソウになってしまいました。

藝大美術館のHP→http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2016/nagahama2/nagahama2_ja.htm


「みちのくの仏像」展と、会津の徳一」東博
http://maricopolo.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-70b4.html

藝大美術館での興福寺仏頭と十二神将の企画展のこと
http://maricopolo.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/2013-1dd6.html

「白洲正子展「神と仏、自然への祈り」世田谷美術館
http://maricopolo.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-13d7.html


horse 「戦国武将と足利学校」展

ところ:足利学校
会 期:9月1日(木)


・・・今回の展示では、戦国時代に活躍した7人の武将を足利学校所蔵資料によってご紹介します・・・(HP一部コピペ)

すでに行かれた享徳師匠がおっサルには、小さな展示だが充実とのこと。ぜひ行きたいですねえ!

足利学校HP→http://www.city.ashikaga.tochigi.jp/site/ashikagagakko/senngokubusyoutenn.html


「古河公方の古河を歩く」
http://maricopolo.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-de53.html
「後編」
http://maricopolo.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-8375.html

「講演会「鑁阿寺と足利氏」at 金沢文庫」
http://maricopolo.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-00e3.html

「葛西城を歩くツアーに参加しました」http://maricopolo.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-7c64.html
「後北条一族の陰謀、公方の御座所 葛西城」
http://maricopolo.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-fdbc.html


fuji 平成28年度 <前期> 通史・宝物展示

ところ: 小田原北条といえば「三嶋大社」、の三嶋大社
会 期: 9月25日(日)まで


1)三嶋大社の通史
2)特集「古文書から知る戦国の世(前期)」
3)紹 介「さまざまな宝物」
4)「奉納刀展示」

以前行った時は宝物館には寄れませんでしたので、一度行ってみたいと思っております。小田原北条関係はどれぐらい出ているかな・・?

三嶋大社HP→http://www.mishimataisha.or.jp/treasure/


嵐山や小田原でも魅力的な連続講座があるようですが、今宵はこれまでにいたしとうございます。


萩真尼 こと マリコ・ポーロ

cat 画像は全てマリコ・ポーロが撮影しました。コメント欄をもうけております。公開させていただいてはおりませぬが、ご感想なりいただければ嬉しいです。

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