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2016年7月13日 (水)

小田原▲大堀切の「西堀」が公開!

flair 今、天正18年、なぜ富士山砦が奪われて(奪わせて)しまったのか、早川を越えさせてしまったのか??を考えていますが、富士山砦の攻防について書かれたものが見つけられません。


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~公開部入口。開城って?~


本題の前に・・・


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北条氏政・氏照、墓前祭

毎年、北条氏政&氏照の最強兄弟の命日7月11日には、小田原の顕彰会さんによる墓前祭が営まれます。もちろん私は顕彰会のメンバーではありませんが、昨年に引き続きお参りさせていただきました(どなたでもお参り参加OK)。

今年は八王子城衆数名と鉢形衆1名が一緒でした。八王子城にも氏照のお墓はありますが、氏照が最後を遂げた小田原の地での、我らが兄上さまとの合同墓前祭は、ひとしおの感慨があります。


今年は平日だったせいか土曜日だった昨年より一般参拝者少なかったですが、顕彰会の会長さんも世代交代し、参議院議員さんや県会議員さんたちも若い方達ばかり。小田原では、若い世代に引き継がれていっているのだな~と、これまた違う感慨が涙

昨年の模様です→http://maricopolo.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/in-5a37.html

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~八王子の銘酒「氏照」を、氏政・氏照の「墓前祭」にお供えさせていただけた。~


さて、本題。


horse 小峯の「西堀」 公開

小田原城古郭の小峯御鐘ノ台では、東堀、中堀、西堀と3本の大堀切が有名ですね。3本の堀は外郭ラインと繋がり合い、複雑な北西部の防衛線を作っています。

東堀は、メディアなどで小田原北条が紹介される時は必ずといってよいほど写真や映像が出てくる、あの素晴らしい V字カットscissors の堀。中堀は、そのすぐ脇にあり車道となっています。


そして、西堀

今までは普通には入れませんでした。埋もれてしまっている部分や私有地があったからです(普通でなければチビッと入れたsweat01)。


こたび市有地部分が整備され、7月5日から一般公開となりました。墓前祭の前にさっそく偵察に行ってまいりました。

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真夏なのに、キレイに下草を刈ってくださっています。ありがとうございます。


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広いですね。ちょっと写真では写しきれないです。眺望も素晴らしい!


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元個人宅の遺構(?)が少し残ってはいますが、これで、東・中・西と3本の堀に立って、その壮大さを妄想できるようになりました。

入口は、今まで西堀の埋没あたりへコッソリ降りていた(これっ!)、水の尾口に向かう途中の、あの細い畑の脇の崩れそうな通路ではありません。東堀の、説明板がある方から入ります。中堀の脇の細い坂道を入る方です。看板あり。


西堀について、何年か前の、「小田原の城と緑を考える会」の総構ツアーの時にいただいた資料の一部を以下に抜粋させていただきます。


pen ・・公図等によれば全長 215m 位の距離で残存していた。尾根筋を横断する位置にあり、堀切の形態をなすため堀の左右に明確な段差はなく、わずかに西高東低の現地形により高低差があるのみである。

堀の東側には「小峯御鐘ノ台東」の土塁が続き、ここも原型をよく保存している。


規模は北端段違い部分から約100m程ほぼ直線状に南方へ走り、それより直角に東方へ折れて約15m直進し、さらに再び南方へ直角に折れ、つまり2回屈曲を示す。

これより先端までの間一部埋没しているが・・・現在は、曲折点より約35mほどが観察によって追跡できる。堀幅は比較的保存の良い部分で堀底で測って平均8.5m。平均堀幅に等しい。


北端は他に類をみないような残存状況のよい三方向からの段違い構造を示し、東方よりの外郭空堀に接続している。

西堀と外郭東方よりの空堀との中央軸線はほぼ一致し、双方の堀底はほとんど直角に落差があり、その高低差は西堀の方が5m高かった。また、東側つまり城内側には土塁が存在し、これは外郭土塁に接続して「小峯御鐘ノ台東」方向に続く・・pen


是非、行かれてみてくだされ。


wine以下は、北条氏照について書いた厖大なブログ記事から、ちょっと変わったものを。

「北条「氏政」の御首級(みしるし)はどこに?」
http://maricopolo.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-470a.html
「北条氏照の首級(しるし)はどこに‥?」
http://maricopolo.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-df65.html

「小田原攻め、北条氏照の本陣 報身寺」
http://maricopolo.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-33dc.html

「北条氏照の存在が抹殺された?星谷陣屋」
http://maricopolo.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-d9bb.html
「アフター北条氏照の大久保長安についての妄想」
http://maricopolo.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-6cc6.html

「土方歳三は北条氏照の生まれ変わりである」
http://maricopolo.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/in-012e.html


萩真尼 こと マリコ・ポーロ

cat 画像は全てマリコ・ポーロが撮影しました。コメント欄をもうけております。公開させていただいてはおりませぬが、ご感想なりいただければ嬉しいです。

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