御用米曲輪の『報告書』&『江戸東京の下町と考古学』
その前に・・
岩櫃で楽しそうなフォーラムがありますね。
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●●● 岩櫃城フォーラム
『ここまで見えた!!岩櫃城~最新の調査で明らかとなる真田の城の姿とは?~』
日にち: 9月19日(月・祝)
ところ: 東吾妻町コンベンションホール
定 員: 400名
申込不要
講演は、竹井英文氏、吉田智哉氏(東吾妻町教育委員会事務局)、齋藤慎一氏
吾妻町HP
http://www1.town.higashiagatsuma.gunma.jp/www/contents/1464220726660/index.html
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さて、本題でござる。 谷口榮 『江戸東京の下町と考古学』
~2016.2.25 雄山閣 2200円
カバー表(東京東部地形段彩図 小林政能氏提供)~
「縄文海進から昭和の戦争遺跡まで、近年の発掘調査の成果から水の都・東京低地の地域史を描く!!」
著者は、江戸(東京)の歴史好きにはお馴染みの、葛飾区郷土と天文の博物館学芸員・谷口榮氏。
まだ中世のところしか読んでいないですが、前島や葛西城のことが載っています。考古学なので人物のことはほとんど書かれていませんが、右下の赤丸内に「家康以前の江戸は寒村ではな かった!」とありますよね。このところ非常に気になっているテーマなので、とても面白かったです。
雄山閣HP→http://www.yuzankaku.co.jp/products/detail.php?product_id=8283 『史跡小田原城跡 御用米曲輪 発掘調査概要報告書』
~2016.3.30 小田原市教育委員会 3000円~
関係者用か!というくらいの、もっの凄い情報量。「戦国期遺構全体図」のオマケが嬉しい。
東国中世考古学研究会HP→http://tougoku.cocolog-wbs.com/_online/2016/05/post-2555.html 『発掘調査成果でみる16正規大名居館の諸相‐シンポジウム報告-』
~2016.3.10 東国中世考古学研究会 2500円~
2015年7月18日・19日に開催されたシンポジウムの記録集。 発表要旨の再録、総合討論の記録、成果と課題を掲載。16世紀の大名居館の建物・庭園・空間構成をどう読むか?(以上コピペ)
御用米曲輪はもちろんのこと、大内氏館、朝倉氏館、韮山堀越御所などなどなどの、調査成果の報告とそのあとのシンポジウム。
HP→http://tougoku.cocolog-wbs.com/_online/2016/05/16-e878.html
マリコ・ポーロ こと 萩真尼
画像は全てマリコ・ポーロが撮影しました。コメント欄をもうけております。公開させていただいてはおりませぬが、ご感想なりいただければ嬉しいです。
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