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2020年1月17日 (金)

発掘ヶ所は 124!~戦国ワンダーランド小田原

 マリコ・ポーロ


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~小田原城で剪定された梅一枝いただき氏政さまと飾ってみた~


時々ブログに書いておりますが、昨年の夏以来ほぼ毎月参加させていただいている「小田原北条の会」の講座。昨日はおなじみの土屋健作氏による、今まで行われた小田原市内各所の発掘調査についてでした。先月は佐々木健策氏の「御用米曲輪」で、小田原の「ダブルけんさく さん」が続きました。


その前、12日には杉浦平太夫邸の発掘調査を見学して参りました。かながわ考古学財団と小田原市との共催で、内容は▲現場説明 ▲杉浦邸の概要と遺物説明 ▲江戸時代の銅門などの現地説明 の三鱗で盛りだくさん。みっちり濃厚。面白かったです。

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~腐食痕たっぷり付きの、るつぼ~。がたくさん出てきているそうですよ。~


さて4日後。再びの小田原へ。

小田原市内での発掘ヶ所は、その数なんと!
124 !

知ってはいたものの、あらためて資料でそれらを示されると圧巻。配布されると皆さんから ド・ヨ・メ・キ が。さすが我らが大途の本城。凄いですねえ。市内を歩いていると、同時多発、アチコチで発掘に出会いますが、現在も数ケ所で行われています。我が町でもそうですが、今、家の建て替えラッシュですもんね。


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「この調査地点の中に、ご自分の家がある方いらっしゃいますか?」
お一人いらした!
「ではそこをアップにしてみましょう」

うぉぉっ!なんですか!このソフト!
だんだんアップになるにつれ、ついに障子堀が現われた!どんどんクローズアップ出来るのはスマホでなんでも普通なので分かりますが、地下遺構まで現われるとは!どよめきアゲイン。

この場所はとっくに調査が終わりすでに上に建物も建っていますが、そんなところにお住まいだなんて、なんと羨まし~~。というか、どのおウチもビルも北条時代の城域の遺構の上にあるのですから当たり前といえば当たり前。


お話しの内容は、「最新のこと」と「まだ皆さんにお伝えしきれていないこと」。124ヶ所全ては到底無理なので、主なところの詳細をこの素晴らしいパワポで説明してくださいました。

画面に次々と現われる迫力ある堀や土塁。調査地点地図と合わせ見て、脳内に広がるのは戦国時代後半の小田原の姿。そのワイルドでスペクタクルでダイナミックな光景に、しばし忘我の境地。あ、今、会議室にいるんだよねっと我に帰る。


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この景色は氏綱公や氏康殿は見ていないのだよね~。が、しかし、天正18年の日本中の戦国武将達は見たはず!みんな、「凄い、凄い」って記録にもっと残しておいてほしかった…。いや、残したのに無くなってしまったのか、廃棄したのか…。

もし、これらの遺構を全て表に出したままなら、小田原市はディズニーランドに負けないぐらいのワンダーランドになるでしょう。広過ぎてそんなことしたら生活圏が無くなっちゃうから無理ですが。


お話しは非常に興味深く、数十人で聞いているにはもったいない。と思ったら、毎年恒例の遺跡調査発表会で、今年はこれらの報告があるようです。「いらして損はないと思いますよ~」と。

小田原市では学芸員さんなどがこういう市内で行われる少人数の講座や勉強会にも協力してくれるんですね。しかも内容も濃く熱い講演ばかり。まあ、我が町でもそうなんでしょうが、なんせ血湧き肉躍る史跡が皆無な地域なもので…。


講座のあと、なんだか無性に堀や土塁を見たくて新堀から板橋方面へ堀沿いに右に左に寄り道しながらずーっと下りました。歩数は約1万4千歩也。

「小田原北条の会」では、このような講座を月一回催しています。ビジターも大歓迎ですが、会員も募集中。


小田原北条の会の講座記事の一部です ↓

「「北条の 城郭(支城)ネットワーク は本当にあったのか?」鳥居和郎氏」



萩真尼 こと マリコ・ポーロ

画像は全てマリコ・ポーロが撮影しました。コメント欄をもうけております。公開させていただいてはおりませぬが、ご感想なりいただければ嬉しいです。

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