まとめ「北条五代の娘たち」~宗瑞と氏綱の娘たち
マリコ・ポーロ
~湯河原幕山~
シリーズ「北条五代の娘たち」の早雲こと宗瑞&二代氏綱のお嬢さんは、8人目の「玉縄水軍の御しんぞう様」をもってひとまず終えました。訪ねる場所は広範囲、読むものも大量、妄想すること果てしなく、宗瑞と氏綱のお嬢さんだけで足掛け4年もかかってしまいました。
日を置いて年を置いてバラバラと書き散らしたので、自分でもどこに何を書いたのか分からなくなったため以下にまとめてリンクを添付しました。暇で暇でどうしようもない時-そんな時ないでしょうが-にでもご再読賜りましたら、いと嬉し。
何度も書いており恐縮ですが、「北条の女人たち」を題するものは本でも講演でも展示でも、今川の瑞渓院(氏康室)、武田の黄梅院(氏政室)、徳川さんの督姫(氏直室)など北条に嫁いできた「他家の女人」ばかり取り上げられることが多いです。北条では武田に嫁いだ桂林院と今川に嫁いだ早川殿(どちらも氏康の娘)がいいところ。
北条家は子女が多く、お家乗っ取り養子&お嫁さん送り込み作戦は男女共同参画。お姫さま方も有効活用され、それぞれが歴史に影響を及ぼす大きな家に嫁ぎそのミッションを果たしています。そして、彼女たちのほとんどは、一族の重鎮であった幻庵殿の「覚え書」の教えゆえか、家同士が手切れになろうが夫君が死去しようが実家には戻りませんでした。
このシリーズは、北条の血を引く姫たちが、他家から北条に嫁いできた姫達や他の有名人気戦国大名ゆかりの女人達に負けず劣らず波乱万丈ドラマチックな人生を送ったことを北条ファンの皆様に思い出してほしくて始めたものです。蟻の爪(?)の先(?)ほどにもならない力ですが、少しでも興味をもってくださっていたら幸いです。
では、以下リンクにござる。(昨年ブログ屋のシステムが変わってから過去のブログ記事の改行が上手く反映されなくなっている場合がありますが、ご了承くださいませ。アクセス数が多い記事から順次修正しておりますが、なんせ大量のためはかどらずで。)
~古~い プチ内裏雛~
▲初代 伊勢宗瑞(北条早雲)の息女
・「北条幻庵の妻は、葛山氏ではないだろうか?」
~本城は蝋梅が満開。そういえば…北条の頃、城内の庭園(←どこか不明)に「泉式部」という梅があって、鎌倉の鶴岡八幡宮に寄進したと本で読んだが、今でもその梅の子孫は小田原城や八幡宮にあるのだろうか?~
▲二代 北条氏綱の息女
(太田殿室)
・「北条五代の娘たち ② 太田資高室~浄心院は氏綱の娘か道寸の娘か?」
・「安房編②~浄心院は氏綱の娘か道寸の娘か?」
(吉良殿室)
・「北条五代の娘たち ③ 吉良頼康 室~上杉謙信の侵攻と吉良の代替わり」
・「吉良頼康ゆかりの寺々(川崎・目黒・世田谷・蒔田)」
(今川六郎殿室)
・「北条五代の娘たち ⑦ 錯綜する堀越(今川)六郎室」
(古河公方室)
・「北条五代の娘たち⑤古河公方晴氏室~関宿にある謎の五輪塔」
(葛山殿室)
・「北条五代の娘たち ⑥ 諏訪湖に消えた駿東の名族葛山氏」
(北条綱成室)
・「北条五代の娘たち ⑧ 玉縄水軍の御しんぞう様」
~八王子城城下の個人の方のおウチの中に残る土塁の上に咲く梅(入れません)~
▲三代 北条氏康の息女~大河「直虎」の時に今川さんが出たので先に書きました
(今川殿室)
・「北条五代の娘たち④今川氏真室~戦国の高等遊民夫妻」
http://maricopolo.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/post-9cbd.html
・「今川氏真が父義元の13回忌を営んだ小田原「久翁寺」」
http://maricopolo.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/13-bdf8.html
・「東京にある、今川氏真と早川殿の菩提寺」
http://maricopolo.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-1bac.html
・「今川氏真夫妻らの、当初の菩提寺 「萬昌院」」
http://maricopolo.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-88b5.html
画像は全てマリコ・ポーロが撮影しました。コメント欄をもうけております。公開させていただいてはおりませぬが、ご感想なりいただければ嬉しいです。
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