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2020年3月24日 (火)

追記~北条氏康の長男と北条家和歌短冊集

マリコ・ポーロ


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タイトルの北条家和歌短冊集とは「喜連川文書」にある『足利義氏等和歌』のことです。東大の史料編纂所に写本があります。北条ファンでは有名な和歌集ですが、いつのもので、どういうものなのか、今更ながら知らなかったということに気が付きました。

手持ちの本々やペーパー類を見ても、検索をしても、ヨッシー(義氏)の代に収められたということと、黒田基樹著『瑞渓院』(P78)の写真しか分かりません。図書館は閲覧が出来ない状況です。ご存知の方教えてください。


なぜ知りたいかというと…

前回のブログ記事で、16才で天に召された氏康の長男、新九郎くん(氏親か?)のことを書きました(文末添付)。新九郎くんが頭から離れずにいると、昨夜のこと、北条師匠から「氏親」の署名の画像がメールで送られてきました。かたじけのうござる。眺めながら、この和歌短冊集のことを考えました。


ブログにも書いた新九郎くんの実名のことですが、黒田基樹氏の数冊の本によると、実名が「氏親」だということは次の2点から分かったとされています。

① くだんの『大宅高橋家過去帳』」(公開資料ではない)に、天用院殿は「実名新九郎氏親云」とバッチリ書かれている。

② ヨッシーの代の、この和歌短冊集『足利義氏等和歌』に、「氏親」含め誰だか分からない人が3人いる。

ゆえに、①と②を合わせて、氏康の長男=新九郎さん=「氏親」である。


和歌短冊集に収められている和歌は、いつ、どうやって集められたのでしょう。


▲ 妄想1
ある時(いつ?)歌会が開かれて、その時の和歌をまとめられたものなのでしょうか?

・ 新九郎くんが亡くなったのは、天文21年3月
・ ヨッシーが公方に就任したのは、同年12月

なので、それはないですかねえ。


また、収められている和歌の詠み人は、
~ 氏康・氏堯・氏光・氏忠・氏親?・氏政・氏照・氏規・氏邦・氏直・氏能?氏冬?・範以(今川)~
です。

ジジ氏康が他界した時に国王丸(氏直)くんは9才位ですから、まだ歌は詠めない…ことはないですが、今川範以にいたっては生まれたてホヤホヤ~ぐらい。これらの13人で一緒に「歌会」は不可能ですな。


ということは…

▲ 妄想2
和歌短冊集は、ヨッシーの代に、以前に集めた和歌の数々を編纂したものなのでしょうか。


ヨッシーこと足利義氏は、若くして生涯を終えてしまった氏康殿の亡き子息を悼み、彼が残した歌も一緒に収めたのでしょうかねえ…。


「今日(3/21)は、北条氏康の長男の命日です」
「小田原城のライフスタイルと饗応の膳」


🎠 余談になりますが、きょうは景虎さんが鮫ヶ尾城で果てた日ですね。

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画像は全てマリコ・ポーロが撮影しました。コメント欄をもうけております。公開させていただいてはおりませぬが、ご感想なりいただければ嬉しいです。

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