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2021年1月23日 (土)

氏照の「棟札」が重要文化財に指定!

 マリコ・ポーロ

医療介護はじめエッセンシャルワーカーの皆さま、ありがとうございます。本当に。


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~氏照が度々陣を敷いたのではないか?と伝わる座間の県立谷戸山公園にある板碑や五輪塔。何の説明書もなく、ネットでも見つけられず未だどういうものか分からず。~


我らが北条氏照ファンには有名な、座間の鈴鹿神社の藤菊丸クンの棟札が市の重要文化財の指定をうけたそうですね!

鈴鹿神社、陣跡と伝わる上の写真の公園や星谷寺を訪ねた時のブログ記事は文末に添付しましたので、あわせてご覧いただければ幸いなり。


さて、北条藤菊丸 が史料に現われるのは、古河公方義氏の就任式に父氏康について出席した時の記録が最初です(弘治元年)。2番目に登場するのが、翌年(弘治二年)のこの棟札です。

棟札は、かつて、北条氏照ファンにはお馴染みの氏照研究第一人者である八王子の加藤哲先生によって初めて紹介されたものです。


鈴鹿神社(鈴鹿明神社)は座間の鎮守でした。社殿再興の時の棟札に、座間を含む由井領を大石から受け継いだであろう北条藤菊丸クンの名前があったのです。

以前は、藤菊丸=氏照 とはまだ確定されていませんでした。しかし、『所領役帳』や星谷寺・鈴木氏(鍛冶)に宛てた氏照の書状などによると、社殿再興時に座間あたりにいた北条関係者は氏照しかいないそうです。ゆえに、今は、藤菊丸=氏照 で間違えないだろうとされています。


先日、文化財指定をうけたとの新聞記事を見た時、「え?今頃の文化財指定?」と一瞬思ってしまいました。文字全体になぞられた跡があったことなどから今まで重文指定とはなっていなかったそうですね。

その後研究が進み、こたび、指定とあいなったとな。


なぞられた痕跡。棟札には「大旦那北条藤菊丸」の文字…。
へえ~~ (´ー`)

いつ、誰が、なぜ、文字をなぞったのかな。棟札そのものより、そっちが気になるマリコ・ポーロ。写真などが無い昔、氏照ファンが写しのようなものを持っていたくて、なぞっちゃったのかしらね。


・以前、座間あたりを歩いた時のブログ記事はこちら
「北条氏照の存在が抹殺された?「星谷陣屋」」
カナロコの棟札重文指定の記事 はこちら


▲ 氏照ときたところで、ご紹介したい、小田原北条&鎌倉炎上&南北朝&土方歳三 友(長い💦)の小説

メインテーマは氏照と下原鍛冶。八王子城を何十回も歩き、また、杖道・居合などを嗜む方ならではの、城内や鍛冶の様子が詳しく書かれています。

前にも他の諸説をご紹介したことがありますが、ノベラボの投稿で歴史時代小説部門1位になったこともある方の小説です。

掲載継続中ですが、こちら ↓
「紅蓮の石 八王子城秘話」

土方さん・近藤さんファンなら、こちらオススメ ↓
「黒の敵娼(あいかた)」


こちらはマリコ・ポーロの下原の槍のブログ 記事→「現存していた北条氏照の「下原鍛冶の槍」」


萩真尼 こと マリコ・ポーロ

画像は全てマリコ・ポーロが撮影しました。コメント欄をもうけております。公開させていただいてはおりませぬが、ご感想なりいただければ嬉しいです。

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